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凍てついた大地に染みるホーミーや唄の響き。
遊牧の民を暖める一服のお茶。
芯に染みる暖かさを想いました。
かの地に適う音楽とは何であるかを、
少し識ったような気がします。 |
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(DUB STATION) |
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この映画を見ると、厳しい自然と共に生きる人々が、
素晴らしい文化を育んできたことの一端が見えます。
軽薄で便利な見せ掛けの豊かさの対極とは?
風景が音楽を生み、人間の質が音楽の質を決める。
さてその実態は・・・。 |
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(ミュージシャン) |
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大草原に流れる二つの時間の中に、
一人の人間が同時に響かせる声。 |
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ホーミー/馬頭琴奏者・民族音楽ユニット「タルバガン」 |
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街に出ることによって異なる生活習慣と出会い、
自分の生活の舞台を見つめなおす。
そして、故郷に帰る選択を行う。
淡い希望と、漠とした不安が入り混じったほろ苦い感情。
生涯の激動期を、静かに見つめる、
製作者の暖かい視線を感じました。
この映画で彼らとともに
チャンドマニ村に帰っていく経験を通じて、
我々の生活自身が問われているような映画です。
ホーミー・ファンにとっては、本場モンゴル西部の
著名なベテラン演奏家が何人も出演しているところも
見所となるでしょう。 |
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フーメイ/ドシプルール奏者・民族音楽ユニット「タルバガン」 |
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人の暮らしの中で、宗教以前のレベルで先祖から受け継がれてきた唄や音楽が、今もモンゴルの一部では途絶えずに残っている理由を思い知らされた。
子にクラシック音楽を習わせるのとは別次元の音楽的な豊かさ(=遊牧部族という生)が、国民唱歌風音楽との対比の内に、見事に浮き上がる。 |
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(作家) |
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(50音順/敬称略) |
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